この記事では、留学前に訪れる不安について、筆者の経験をもとに紹介します。
必ずと言っていいほど訪れる留学前ブルーを筆者が対処した方法も合わせて紹介します!
留学前ブルーとは
留学前ブルーとは、留学前や留学直前にやってくる留学に対する様々な不安のことです。
実際に行ってみないとわからないことばかりなのに、わからないことに不安が生じます。
留学前ブルーには色々ある
留学前ブルーと一言で言っても、その中には英語だったり生活だったりと色んなものにブルーになります。
事前に対処できればいいのですが、なってからじゃないと対処できないものが多々。
筆者の留学前ブルー
筆者は、マレーシアへの正規留学を控えており、色々準備している段階で不定期にありました。
常に不安がつきまとっているわけではなく、前向きになったり不安になったり、、安定しなかったですね。
でも不安になるたびにむやみな不安は良くないと思い原因と対策もしてました。
これから留学前ブルーの種類と対処法を説明していきます。
留学前ブルーの種類と対策
- 留学の総資金をみて恐怖
- 留学で得られるものがあるのかわからずブルー
- 英語テストのスコアが伸びずブルー
- 親と離れることの不安
- エージェントへの不安
留学の総資金をみて恐怖
留学前ブルーの1つめは、留学の総資金についてです。
留学前に、どれくらい費用がかかるのか確認をしていると思います。
筆者の場合は、自費と奨学金等の教育ローンでやりくりするつもりでした。
自費はいいとしても、返済する金額を見て恐怖しました。
大体これが留学の1年前ですね。
果たして留学後にこの金額を返せるのか、借金することへの不安に苛まれました。
また、こんな大金に自分の留学の価値があるのか?など考えが巡りました。
対策:返済シュミレーションをする
留学後に返す目処や自分の器量でならどれくらい返せるのかをリアルに考えました。
ベースは自分が日本で稼げそうな範囲で考えることです。
これは、高望みしたものや卒業後の就職予定ではなく、今の自分の価値で考えます。
なぜなら、留学途中で何があるかはわからないので、自分の今を見つめ最大の料金を出しておくためです。
正社員や大企業への就職は考えず、採用する側の第三者目線で自分の価値を文字化してみるといいと思います。
これによって支払いに現実味がわき、支払そうなイメージを掴み不安は薄くなりました。
留学で得られるものがあるのかわからずブルー
留学前ブルーの2つめは、留学で得られるものがわからず不安になったことです。
こちらも大体1年前くらいですね。
留学の目標や目的もしっかり立て、決意したはずなのに、留学資金の総額を見たことでこの価値が自分の留学にはあるのか?と不安になりました。
対策:もう一度留学の目標を見直す
これに関しては、目標や自分の将来・人生を考える良いきっかけになりました。
改めて考えることで、留学の目標が確固たるものになりました。
英語テストのスコアが伸びずブルー
留学前ブルーの3つめは、英語テストのスコアが思ったより伸びなかったことです。
筆者は留学に必要なIELTSのスコアは取得していましたが、留学前の準備として英語学習のモチベーションとして再度IELTSを受験しました。
独学で進めており、IELTSの問題集では前回より良いスコアを取っていたのに、いざ受験すると思ったよりスコアが伸びず、むしろ同じでした。。あんなに勉強したのに。。
対策:勉強内容を切り替えた
IELTSのスコアはこれ以上取る必要がないので、もう諦めて勉強内容を留学用に切り替えました。
IELTSももちろん留学には良い英語学習になりますが、渡航後の病院や入学手続きで出てきそうな単語を覚えたりしました。
ただ、IELTSの勉強のおかげで、基本ができていたことは間違いないので、スコアが伸びなかったけどやってよかったと思い込むことにもしました。
親と離れることの不安
留学前ブルーの4つめは、親と離れることの不安でした。
海外ともなれば、家族と離れひとり暮らしが多いと思います。
筆者は日本にいる時から実家を離れて暮らしていたので、一人暮らしには不安はありませんでした。
しかし、親とは定期的に会って安否やお互いの話をしていたので、それがなくなると思うともちろん寂しいですが、これからは親の心配を誰がするんだろうと思いました。
対策:LINEで頻繁に連絡
文明の勝利ですね。離れていてもチャットも通話もできるので、頻繁に連絡を取るようになりました。
それでも実際に会えないのは寂しいものがありますので、そこよ不安は残りました。
しかし、連絡を途絶えないことがお互いの心配や不安を緩和したと思います。
エージェントへの不安
留学前ブルーの5つめは、エージェントへの不安です。
悪質などでは一切ないので、これは個人的な意見になります。
筆者は思ったよりもエージェントから案内が少ないことに不安がありました。
いつから手続きに入ると明確な時期の提示も頂いたものの、1ヶ月すぎても連絡が来ず、連絡してみると今すぐ始めましょう!という感じでした。
渡航者の多い時期は忙しいと聞いていたので、連絡を待っていたのですが、忘れてたのではないかと感じてしまいました。
留学前に必要になるであろう手続きなども案内があるわけではなく、たずねてみると、定型分の案内が送られてくるなど不安になる点も多くありました。
対策:エージェントをうまく使う
自分に取っては人生を賭けた留学ですが、正直にいうと、エージェントからすれば担当の1人でしかないです。
これが悪いわけではなく、社会に出るとこういう仕組みになってます。
むしろ一人一人肩入れしすぎるのも良くないですし。
エージェント側は、会社で決まった内容を手順通りに案内して手続きをするので、留学者もそれに乗ればうまく飛べます。
しかし、どこまで対応するかはエージェントによって違います。
筆者がお願いしたエージェント様は、学校やビザなどはしっかり手続きしてくれますが、生活周りの案内は聞かないと出てきません。
ですので、自分で調べ上げ、わからないところや、現地の生の声が聞きたい時はエージェントに積極的に聞くことにしました。
自分の留学は自分で良いものにするべきで、エージェントはサポーターの1人と思い、自分主体で動くのがいいでしょう。
※留学エージェントにより、様々なタイプがあるので上記は筆者の経験としてお読みください。
最後に
留学前ブルーは、誰にでもやってきます。
その時は、不安を明確に言語化することで、対策も見えてきます。
自分で解決できる時もあれば、周りに話して見えてくることもあります。
留学の悩み1人で抱えすぎずうまく対処していきましょう。