この記事では、マレーシア留学を検討しているが、実際にはどれくらい日本人が多いのか、同じ国籍により英語勉強が捗らないのでは?など気になっている方向けの記事です。
筆者はマレーシア留学を経験しており、実体験をもとに紹介していきたいと思います。
ズバリ日本人は多い
ズバリ日本人は割と多いです。
マレーシアはここ数年で日本からの留学先として注目を集めており、実際に検討している方も多いと思います。
留学のみならず、移住する方も増えているのも現状です。
なぜ日本人が多いのか?
理由としては、やはり物価が一番かと思います。
これまで主流だったアメリカやイギリスへの留学に比べて授業料も生活費もかなり抑えることができます。
また、マレーシアの大学は、編入学(トランスファー)やデュアルディグリー(2大学の卒業証書を得られる)等を展開している大学が多く、こちらも通常の留学に比べてお得にコスパよく留学できるとあって人気も高いです。
日本人の多い留学先 in Malaysia(大学準備コース編)
マレーシアへの留学となると、だいたい留学先の学校が決まってきますので、代表的な2コースを紹介します。
Sunway College(CIMPコース)
Sunway Collegeは、Sunway グループの傘下にある大学準備コースを提供するカレッジです。
Collegeの中にはいくつも大学前のコースがあり、自分の行きたい大学に合わせて、コースを決め入学します。
CIMP(シーアイエムピー)は、非常に日本人に人気の大学進学前コースとなっており、ここは日本人の割合が多いです。
7月入学・9月入学・1月入学あり、2023年の7月スタートのセメスター(学期)に入学した日本人は全体の約30%もいたそうです。
(筆者の友人もこのセメスターに入学しており、どのクラスにも必ず日本人がいて、先生達からも今回はかなり多いと言われていたそうです)
日本人に人気の理由としては、このコースはカナダのカリキュラムを採用しており、普段の課題や小テストのようなものがコース全体の70%、学期最終試験が30%(コースにより割合は20%に変わります)と、日本のシステムに似ているところから人気と聞いています。
また、他国からの留学生が多いため、授業はもちろん英語ですが、生徒間や先生からの英語力への配慮もあります。(点数に響くなどではなく、授業のスピードや生徒間での英語力差別というのは感じにくいという意味です)
コース終了後の進学先は多岐に渡り、次の留学先や大学がまだ決まってない方にはおすすめです。
Sunway College(MUFYコース)
こちらもSunway Collegeが提供する大学準備コースの一つで、モナッシュ大学マレーシア校に進学するためのコースです。
必ずしもモナッシュ大学に進まなければいけないわけではないですが、大抵の生徒はモナッシュ大学に進学します。
MUFYに通っていた知人から聞いた話では、中国からの留学生や現地生徒が多く、日本人はほとんどいなかったそうです。
理由としては、CIMPとは異なり、授業や課題よりもテストの点数が非常に重視されるからです。
つまり点数が悪ければ挽回のしようがないです。。
さらに入学基準もCIMPよりも高いスコアが求められ、進むスピードが速いので英語力も相応に求められます。
実際に体験してみての感想
(完全に筆者の主観となりますので、1体験談としてお読みください)
マレーシア留学してくる方はビジネス専攻が多いイメージでした。
ですので、CIMPコースでもビジネスの教科には多くの日本人生徒がいて、ビジネス以外の教科(化学や生物、物理)では1人いるかいないかという感じです。
また、やはり同じ日本人とはいえ留学スタイルは変わってきますので、数ヶ月たつとグループや交友関係がはっきり見えてきます。
留学したんだから日本人とはつるまないと決めるのもいいかと思いますが、入ってみてわかるのは、日本人外国人問わず、留学や学校・勉強に対する熱量が同じであれば大差ないです。
英語力を上げなければいけない気持ちもわかりますが、授業や生活は英語必須なので、真面目に通っていれば、半年過ごすと自然と口に英語がついてきます。(なぜなら初めは課題に追われる日々で強制的にインプットされるので。。。)
ですので、「留学に何を求めてるのか」に対する価値観が同じ方と過ごすというのが国籍関わらず大切です。
おわりに
Sunwayは留学先として非常に人気で、実際にセキュリティや生活も日本人向きだと思います。
日本人が多いことへの懸念に関しては、どの国に行っても同じだと思いますが、価値観の合う人であれば国籍関わらず成長することができるので、あまり気にしすぎず「なぜ留学したいのか」にフォーカスするのをおすすめします。